特許技術がある企業には努力の魅力がある

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キヤノン株式会社

自社の技術を守るキャノン株式会社

日本製のカメラと言えばキャノン。海外ではそのように評価する方も多くいる等、日本を代表する企業の1つであるキャノン株式会社は、太平洋戦争前の1933年に創業した企業です。当時のカメラは、海外製品が主流でした。その中で、日本製のカメラを開発し、製造することに着手したのがこちらの会社。試作機に観音様の慈悲のような悟りと開きの願いを込めて、キャノンという名を付け、後にそれを自社ブラント名としているのです。
主流である海外カメラの特許に触れず、それでいて使いやすいカメラを開発し続けたキャノンは、1943年初めて特許を取得し、その努力を現在まで継承しています。既存の製品のまねではなく、自分達でイチから開発し、使いやすさを考慮する。長く続き愛される企業は、創業時からのこうした熱意を変わらず持ち続けているのです。

知的財産を守る努力

特許を守るために、キャノン株式会社では様々な努力を続けています。知的財産に関しては日本のみならず世界中どこでも重要な技術とされています。しかし国際法で守られるものと安心できるものではありません。その国の知的財産に関する法律を理解して、その上で自社の特許を守るために多くの努力が必要なのです。
キャノン株式会社では、自社で取得する多くの特許を守るために、社内に特許課を設置しています。多くの社員が長年研究し続け、ようやく開発した多くの技術を守るため、法律の専門家と共に世界中で起こりうる知的財産の侵害を阻止するための努力を続けているのです。
これにより、今でも生じる世界中の特許侵害にいち早く対応し、キャノン株式会社の製品は守られています。


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